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🐴第4回:リーディング争いで須貝厩舎はどれほどダメージを受けたのか

 🐴第4回:リーディング争いで須貝厩舎はどれほどダメージを受けたのか  いきなり結論 ・須貝厩舎昨年は55勝で今年は7月20日で16勝 ・須貝厩舎の月間出走数は25~30程度 多い方 ・24年12月に限り42! ・そして翌1月は19! 2ヶ月平均でもちょい多いくらいに ・特に2歳戦で9勝した分、明け3歳戦では3勝 ・昨年末に走った馬は春から昇級クラスに馴らしている ・得意の夏競馬も佳境に入り、そろそろスパートを掛けてくる _____   須貝尚介厩舎のデータ  昨年矢作厩舎と熾烈なリーディング争いをした須貝厩舎。  今年の勝ち鞍は16勝で25位となっております。  ちなみに昨年の現段階では22勝です。  須貝厩舎は新馬を含む夏競馬から猛烈な追い上げをかけてくるので、これからが本領発揮でしょう。  とはいえ、16勝のうち、4勝が夏競馬のものですので、それまでは12勝と考えるとやはり物足りないと思えます。  この成績の低下も調べてみれば予想通りの内容です。  ズバリ、勝ち上がれる馬を使い切った。  昨年リーディングを取る為に能力のある馬を後半で全力で勝たせた結果、その馬たちが大半休養に入り、春から昇級クラスで馴らし運転を始めたという感じです。  今年の16勝の内訳は以下の通りです。  4勝 重賞・OPクラス。     フリームファクシ以外は休養充分な馬。  4勝 新馬・未勝利勝ち。     その中で使い詰めと言えるのはテルアスワッド1頭くらい。  8勝 その内6勝が春のレース。  また、須貝厩舎の昨年入厩の新馬についてですが、昨年2歳が9勝(新馬7頭)、明け3歳が6勝(新馬3頭)  余談ですが新馬が25頭ほどいて勝ち上がりが10頭、在厩が17頭。  現時点で8頭が退厩というのはやはり厳しい世界ですね。  ここまで書いておいてなんですが、夏になって後半戦の見通しが立っている状態だとなんの面白みもない記事ですね。  6勝くらいしかできてない春先ならまだプギャーってできたと思います。  こんなところにしておきましょうか。  よかれと思えばホームページもクリックしてください   競馬データベースサイト 厩舎とローテーションを見る

🐴第3回:今日勝ちたい!よく言われる〝順番待ち〟厩舎と213頭の能力馬たち

 🐴第三回:今日勝ちたい!よく言われる〝順番待ち〟厩舎と213頭の能力馬たち  いきなり結論 ・〝順番待ち〟とは勝ってもいいはずという能力馬 ・本当なら上位~中堅だけど2着3着が多い18厩舎から探す ・3歳未勝利でそんな感じの馬を探したら213頭も出てきた ・さすがにひとつのページにまとめたら大変だね ・ 厩舎と馬名だけ見たいよって213頭と7月19日・20日出走予定馬のページ ・ 馬名と出走全レース見たいよって854行のページ _____    「そろそろ順番が回ってくるはず」  調教師コメントなどでよく言われるワードですね。  夏競馬になり、未勝利戦もすくなくなってきました。  ざっくり言うと200戦ほどです。  ここまで能力を見せながら勝ち切れなかった馬が多いでしょう。  なんとかして1勝させたい厩舎も多いでしょう。  そこでまずは、出走数の割に1着が少なく、2着3着が多い厩舎を集めてみました。  デーン (パチスロゴルゴ薔薇のアサルトチャンスのSE) 順位 調教師名 所属 1着 2着 3着 着外 出走回数 勝率 連対率 複勝率 総賞金 27 池江泰寿 栗東 15 21 16 130 182 8.2 19.8 28.6 53,556.40 33 相沢郁 美浦 14 19 6 109 148 9.5 22.3 26.4 22,395.60 39 高野友和 栗東 13 19 13 103 148 8.8 21.6 30.4 64,603.60 48 大橋勇樹 栗東 13 9 16 111 149 8.7 14.8 25.5 21,977.30 67 茶木太樹 栗東 11 16 5 106 138 8 19.6 23.2 16,530.60 82 上原佑紀 美浦 10 16 9 103 138 7.2 18.8 25.4 24,132.20 93 武井亮 美浦 9 18 11 121 159 5.7 17 23.9 23,943.20 94 宮徹 栗東 9 16 21 115 161 5.6 15.5 28.6 27,048.10 95 吉岡辰弥 栗東 9 12 19 91 131 6.9 16 30.5 25,733.40 102 加藤士津八 美浦 9 8 19 116 152 5.9 11.2 23.7 20,412.80 103 上原博之 美浦 9 ...

🐴第2回: 上半期で躍進した2人の若手調教師を見る~四位洋文と石坂公一~

 上半期で躍進した2人の若手調教師を見る~四位洋文と石坂公一~  いきなり結論 ・2人が活躍したのはズバリ3歳未勝利のおかげ ・3歳未勝利で四位先生は9/19、石坂先生は6/15の勝ち鞍 ・対して去年の2歳戦では2/28、2/39だった ・つまり、2歳戦で活躍できなかった馬が大幅に稼いだ ・両先生とも23年キャリアハイで24年は勝ち鞍を落とした ・来年躍進する厩舎とはそういうところかもしれない  問題は、それを来年まで覚えていられるかどうか―― _____   登場する厩舎: 四位洋文   石坂公一  2025年の上半期が終わりまして、調教師リーディングを見ますと、普段は見ないリーディング新顔が何人かいます。  いますというか、引退される方がいれば上がってくる方もいるという話ですね。  躍進されているのは、  四位洋文先生、石坂公一先生、西園翔太先生、長谷川広大先生、  中村直也先生、宮田敬介先生、森一誠先生の順となります。  宮田先生以外は重賞で見ることはあるものの、昨年全体ではトップ50に入らず20勝がやっとという感じです。  また、40代で10年以内の若手調教師が目立ちます。  (四位先生だけ52歳ですが、開業4年目です)  その中で、今年既に20勝到達の四位先生、リーチ19勝の石坂先生のデータを取りました。  この2名の共通点に、23年にキャリアハイの24勝・27勝ながら24年は21勝・20勝というすこし不本意な結果でした。  前述の通り、両先生の躍進のカギは3歳未勝利戦です。  ただし内訳が微妙に変わってきます。  それぞれ2歳戦の平均人気と1番人気の数と二桁人気の数です。    平均人気 1番人気 二桁人気 勝利 出走数 四位   4.78   3回   2回  2  28 石坂   6.30   6回  11回  1  39  さらに見ていくと――  四位先生は、藤岡騎手か富田騎手を乗せて、上位厩舎がいるレースを狙っている節があります。  とくに矢作厩舎の出走に被せてくることが(主観的に)多くて、矢作マークと私は呼んでいます。  その結果、中間人気が多いんだと思います。  実力以上のレースに参加させていたのかもしれません。  ちなみに集計時点では単勝回収率102%超えでした。  石坂先生は、1番人気が多いですが、その内3回はCデムーロ騎手が乗っ...

🐴第1回:矢作厩舎の意外でもない回収率の悪さと坂井騎手の取捨

 いきなり結論  矢作厩舎内で坂井騎手に乗り替わっても勝率12%複勝率36%  同厩の古川騎手からの乗り替わりでも勝率9%複勝率36%  坂井継続騎乗で勝率14%複勝率36%  継続かつ中7日以内で複勝率は43%  矢作厩舎内で坂井が人気での複勝率は3番人気以内で50%、5番人気以内で42%  中7日以内の継続騎乗で普通に人気してる時だけでいい。  原因は勝負掛け失敗した馬の翌々週とかにふつうに乗ってふつうに負けることも多い為。  ついでを言うと去年札幌に自前の外厩を建てたから夏競馬に注目。  ここまで書いてまずサンプル少ないなって思い出しました。  矢作x坂井の騎乗数は138しかない。いや騎乗数としては相当多いんだけどね。  やろうと思えば2.5年分あるんですけど、整理してないデータなので、1年分です。 _____  登場する厩舎: 矢作芳人  さて、コラム第一回目はやはり矢作厩舎から。  四位先生と石坂先生はさすがに華が足りなかったか。  それで、矢作厩舎といえば坂井璃星騎手。これはもう自明の理。  最近はダービー(予約)ジョッキーとサンデー系列のつながりを買ったか、北村友一騎手も騎乗が増えているけど、騎乗数はぶっちぎりで坂井騎手。  ここで発生する問題が、数が多いがゆえに打率が悪くなること。  さっそくデータを出しましょう。  坂井騎手  全体     1着 2着 3着 騎乗数  勝率  連対  複勝 単勝回収率 複勝回収率  2025   61   44 41  371  16.4% 28.3% 39.4% 66 76  2024 115 107 83  723  15.9% 30.7% 42.2% 64 79  2023 107   89 76  754  14.2%  26% 36.1% 82 88  矢作厩舎騎乗時(2024/6/29~2025/6/22)   1着 2着 3着 騎乗数  勝率 連対 複勝率   15  15  15   138  11% 22%   33%  集計期間のばらつきがある訳ですけど、明確に成績が悪くなるのがわかるでしょう。  ついでに数字が15で並んでるのがちょっとおもしろいでしょう。  原因は言わずとも矢作先生の預託数と出走数の多さです。  出走奨励金で5着に入ればプラス、8着までな...

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 このブログは本サイト「 厩舎とローテーションを見る 」の独自コラムを置く場所です。 第一回は矢作厩舎の意外でもない回収率の悪さと坂井騎手の取捨か、2歳戦で活躍できなかった為に今年に勝ち鞍を稼いでいる石坂厩舎と四位厩舎のどちらかになります。 おたのしみに。

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