🐴第7回:美浦ノーザン新四天王の田中博・武井亮・栗田徹・宮田敬・上原佑について調べたこと
🐴第7回:美浦ノーザン新四天王の田中博・武井亮・栗田徹・宮田敬・上原佑について調べたこと
いきなり結論
・既にポストを確立している木村厩舎の社台率は別格
・それに並ぶ数を預託されていて国枝厩舎所属だった宮田厩舎がポスト国枝最有力
・ポスト藤沢とか多すぎてもうわかんねーわ
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~ポスト国枝とは、すなわちノーザン力である~
ひどい暴言と思われますが、事実は事実です。
日本の強い馬を集めて預かり、外厩をつかって鍛えて、最高の騎手に乗ってもらう。
論より証拠に見てもらいましょう。
これが主な国枝先生とポスト国枝若手調教師が預かる現役社台系生産馬の割合だーーー
現役社台系生産馬の割合(早期特例登録馬を含む)
国枝 39/82
栗田 24/69
武井 25/52
田中 31/53
宮田 42/55
上原 27/51
参考 非社台っぽい厩舎
奥村武 13/49
笹田 6/43
岡田 4/40
参考のつもりが参考外になった厩舎
木村 44/81
矢作 33/93
森秀行 0/53 海外産46
伊藤圭 3/63 グランド牧場産22
思ったより偏っててドン引きしました。
そもそも中央登録頭数8600頭のうち2000頭近くが社台系生産馬なので、単純に200人弱の調教師1人につき10頭は預けられるのです。
その倍以上、時には3倍近い数が1人の調教師に預けられています。
あらためて、ポスト国枝若手調教師の短評です。
・栗田徹 13年目292勝8%勝率 タイトルホルダー
ノーザン率は高いが、岡田スタッドからの大物も多い。
ただし上位クラスの勝ち数が多くないので、早めに勝たせて長く稼ぐ岡田流が浸透していると思う
・武井亮 11年目252勝8%勝率 アーバンシック
他スポーツ事業からの新興馬主さんの預託が多い気がする。第二のアーバンシックがほしいところ
・田中博康 8年目218勝14%勝率 レモンポップ
元G1騎手でほぼ最速の31歳での調教師免許取得。驚異的な外厩活用術でレモンポップとG2大将を育てるポスト国枝第一候補
・宮田敬介 6年目138勝13%勝率 ブレイディヴェーグ
田島厩舎・国枝厩舎から独立。ノーザンファーム出身で、預託の半分以上が社台系 特にアドマイヤの美浦担当である
・上原佑紀 3年目54勝10%勝率 ピコチャンブラック
美浦の名門上原博之調教師の息子でノーザンファーム出身、田中博と並ぶ最速の調教師免許取得者。今後は良血馬も増えそう
参考
・木村哲也 14年目431勝15%勝率 イクイノックス
堀に次ぐノーザンファーム美浦支部。ただし、厩舎としての確立してる。
預託馬の比率、ノーザン+国枝厩舎出身という点で、ポスト国枝最有力候補は宮田敬介先生でしょうか。
次回は、ローテーションなどを見て探ってみたいと思います。
こんなところにしておきましょうか。
よかれと思えばホームページもご覧ください
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